2022.4.9(Sat) 100万ドルの夜景

 

 

「100万ドルの夜景」という理由

 

とてもキレイな夜景を「100万ドルの夜景」と表現する。

 

これは兵庫県の六甲山から見える神戸の夜景に由来する言葉である。「100万ドルの夜景」という言葉は、日本で1953年(昭和28年)に生まれたと言われている。1953年はNHKがテレビ放送を開始した年であり、1950年代後半には日本は目覚ましい経済成長を遂げていた。

この時にはすでに一般家庭に電灯が普及しており、日本で最初に「100万ドルの夜景」と言われた場所は六甲山から見た神戸の夜景とされている。当時、キレイで価値のあるものを「100万ドルの○○」と表現する文化があり、そこから「100万ドルの夜景」という言葉が生まれた。

また、1953年に電力会社幹部が神戸の夜景について「六甲山から見た神戸の電灯の電気代」に絡めて「100万ドルの夜景」と命名したという情報がある。当時は1ドルが360円の固定相場で、実際に電灯の数からひと月の電気代を計算したと言われている。

その後、日本は高度経済成長期を迎え、国内旅行が盛んになった。この時、六甲山に観光客を集めようと神戸の旅行会社がパンフレットに「100万ドルの夜景」というキャッチコピーをつけた。そして、結果として神戸には大勢の人が訪れるようになった。

この「100万ドルの夜景」というキャッチコピーは神戸以外の観光地でも使用されるようになった。ただし、現在では「100万ドルの夜景」という言葉はほとんど使われておらず、円高の加速や電気代の高騰などに伴い、主に「1000万ドルの夜景」という言葉が使われている。

ちなみに「日本三大夜景」としては「兵庫県の六甲山から見る神戸市・阪神間・大阪の夜景」「北海道の函館山から見る函館市の夜景」「長崎県の稲佐山から見る長崎市の夜景」が挙げられることが多い。

※雑学ネタ帳より引用

 

 

100万ドルの夜景

 

 

 

100万ドルの夜景を眺めてもどこまでもクマにしか見えない人がいたと想定してこの作品を描いた。

 

 

 

多くの人間は100万ドルの夜景を眺めると綺麗だと感じるはずだが

地球上の全ての人間が綺麗だと感じることはないはずである。

 

 

 

この作品ではクマに見えるという非現実的なケースではあるが

言わんとしていることはそういうことである。

 

 

 

 

ネアンデルタール人が仮に現存していたとして100万ドルの夜景を眺めたら綺麗だと思うのか。

 

 

 

 

自分自身が無意識下で感じている外界の情報(世界)は他人から見ると全く異なっているかもしれない。

 

 

 

A million dollar night view

I drew this work assuming that even if I saw a million dollar night view, there were people who looked like bears.

Many people will feel beautiful when they look at the million dollar night view, but not everyone on the planet will feel beautiful.

In this work, it is an unrealistic case that it looks like a bear, but that’s what I’m trying to say.

If the Neanderthals exist, do you think it will be beautiful if you look at the night view of 1 million dollars?

The information (world) of the outside world that you feel unconscious may be completely different from other people’s point of view.

 

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