阪急電車

 

小説に対しては本当に疎くて

小説家の名前を聞いても
名前は聞いたことがあるけど
作品は読んだことがないし、全くピンとこない。

もしくは名前すらピンとこない。

それくらいの程度である。

「阪急電車」という本についても
地元のローカル電車にフォーカスを当てた面白そうな作品だなー へー と思いつつ
小説、映画共に見ることはなかった。

 

 

小説「阪急電車」を先日購入した。

 

購入した理由は
先日知り合いが神戸で古本屋をオープンし
足を運んだ際にせっかくなのでなんか1冊小説を買おうと思ったからである。

 

ただ買ったは良いものの

すぐに読んだ というわけではなく 数ヶ月温めていた。

 

そして神奈川に来てから
寝る前に少しずつ読んでみようと思い、読みはじめた。

徐々に寝る前の読書がルーティン化されていった結果
先日ようやく読了。

 

 

 

読み終えてから気づいたことであるが

「小説」は普段自分が描いている絵や自分の人生観に通ずる点があるなということに気づいた。
(身近な出来事にフォーカスを当てる・・・etc)

こと「阪急電車」という小説においても

阪急今津線の片道15分という時間で起きた出来事という
普段生活していればあまり想像し得ない世界にフォーカスを当てて書かれている。

 

 

電車に乗っている時のあのなんともいえない時間
(本書では冒頭で「電車に一人で乗っている人は、大抵無表情でぼんやりしている」と表現している)は確かに想像を膨らませると色々な物語があるなーと気付かされた。

 

ということで本作は単刀直入に「面白かった」という感想以外にも個人的に得るものが大きかった。

小説というものに慣れていないため
読むスピードは遅かったが頑張ってよかった(特に序盤)。

 

本作はライトノーベルの類ではあるそうだが
自分の語彙力が不足しているのか
知らない熟語や表現もちょくちょくでてきたので学びにもつながった。

 

 

本書を読んでから映画版を見たくなったし
他の小説も読んでみたくなった。

この「阪急電車」が個人的には人生観に彩りを加える意味で
新たなパラダイムシフトになったかもしれない。

 

まずはベタに人気作品や
自分が面白そうだなーと思うものから選んで読んでいこう。

 

 

以上

 

 

 

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